会話のノリが噛み合わない人への対処法
たとえば、自分が何かしら会話を広げて、「そうなんだ」「へえ~」「わからないや」などと淡白な返しをしてくる意中の女性がいたとしよう。
以降、向こうの発信による会話の発展が望めない場合、では一体どうやって彼女との愛を育み、保持していけばよいのだろうか。
厄介なことに、えてしてこの場合相手のほうに悪気は無い。
単純に「トークの内容にそこまで興味が湧いていない」か、「適切な言葉が出ない」だけなのである。
よく言えば素直、よくない表現をすれば器用でない。
私がしているのは他愛もない雑談。
雑談だから、相槌なんて適当でも構わないはずだ。
でも何でだろう?
こと女性相手になるとここまで引っかかってしまうのは。
では、そんなくだらない雑談は男友達としてれば良いのか?
ここで私は、自らの理想とする女性のイメージに「気の合う男友達」を求めすぎている気がした。
あと、大体こんな面白い返しが来るだろうっていう分岐をいくつか頭に浮かべる癖がある。
そこでまったく工夫のない返しが来ると、がっかりしてしまうのである。
がっかりするのは、相手に期待しているからである。
相手に期待ばっかりして、自分が何を施しているというのか?
でも、私は相手に期待しては、勝手に失望しているのである。
自分の投げたパスが良くない全然良くないボールだったという可能性もあるが、そんな毎度のように暴投しているとは思わない。
ってかこんなことを考えてる時点でただの理屈っぽい面倒なやつなんだろうな。
相手が昨日見た夢の話とかしてきたら、紛れもなく私は「へえ~」と言うだろう。
そして、「夢の話なんてつまらないよね…」と落ち込まれるのである。