3ヶ月の遠距離恋愛を経ての感想
とあるゲームをきっかけに彼女が出来て、かれこれ3ヶ月が経とうとしている。
電話を続けているうちにお互いに恋愛感情が芽生え、顔も見せあったところで会いたいという流れになったのだが、空を飛ばないと会えないという障壁があった。
しかも相手は超が付くほどの箱入り娘で、コロナウイルスの蔓延している東京在住の男と逢瀬をしようものなら、2人の関係に干渉されること間違いなしだった。
そこで私たちの取った苦肉の策が、架空の男を創造するということであった。
その男は彼女の地元在住で、マッチングアプリで知り合い、何故だか仕事の関係で1ヶ月に1度しか会えないという設定である。
なんとも間に合わせの、稚拙な嘘だと思ったが、意外にも向こうの母親や妹は信じているようだった。
娘に干渉はするし束縛するけど本質は見えていない、いや見ようとしていないってことだろうね。
なお父親は厳格な公務員で、話を聞く限りでは典型的な亭主関白、家庭の権力者である。
現在彼女と父親の関係は険悪で、事務的なこと以外一切口を利かない冷戦状態。
だが男にこそこそ会っていると機嫌を損ねるということで、父親の言いなりである母親協力のもと、何とか隠し通せているようであるが、時間の問題だろう。
さきに書いたように、交通費の問題で月に1回しか会えない関係である。
以前までの自分だったら、こんな面倒な関係はもはや会う前に投げ出していたかもしれない。
ではなぜ月3~4万という大枚をはたいてまで、この関係を維持しようと努めるのか。
その原動力はというと、毎日の電話の可愛らしい声と、今まで交際したどの女性よりも可憐なルックスだろう。
見た目はどうにでも補えるが、声だけは天性の才能である。
自分はなにげに声フェチで、付き合ってしまえば気にならないところではあるが、やっぱり声が可愛い女性とは揉め事に発展しにくい。
反対に愛嬌のない声の女性と話していると、なんでもないことで腹が立ったりしてくるものだ。
あとは性格。
これはまだお互い見定め合う時期だと思うけど。
次に体の相性。
これは書くことが多いというか、まだ研究の余地がたくさんあるのでここで辞めにする。