卑猥シーン抜粋『3-4x10月』
北野武『3-4x10月』(1990)で確認できる卑猥なシーンを、タイムコードの該当箇所とともに抜粋した。
ガソリンスタンド勤務の冴えない青年が、ヤクザに復讐するため沖縄に行くというバイオレンスコメディ映画。
ビートたけし演じる沖縄ヤクザの自宅で、濡れ場が確認できる。
なお、この映画は「さんたいよん えっくす じゅうがつ」と読むが、別にたけしの数学好きなどとは無関係で、単に作中でも描かれる草野球のスコアボードと、本来の公開予定月(実際は9月だった)とからつけたタイトルらしいので、初見だと全く意味が分からない。
結論からいうと、全く抜けない映画である。
なお、当記事はDVD版に準拠している。
※2025年7月現在、サブスク配信サービスで配信されていない。
◎56分46秒~
沖縄の理不尽な暴力ヤクザ・上原(ビートたけし)が自宅にて、情婦・純代に「玉城と寝てやってくんねえかな?」と頼む場面。
玉城(渡嘉敷勝男)は上原の忠実な舎弟であり、上原の冗談みたいな提案に純代ともども本気で拒否するが、「寝ろって言ったら寝るんだよ馬鹿野郎!」と怒鳴られ、2人はやむを得ず行為に及ぶことになる。
この常軌を逸した提案をした時、上原は何故か懸垂マシンにぶら下がっており、そのカットは、彼に漂う狂気とシュールのはざまが見事に演出されている。
2人の行為の最中、上原は東京から来た青年・和男(ダンカン)に寄り添い、彼の身体をまさぐりながら、2人の行為をにやにやと鑑賞する。
だが、ダラダラと正常位ピストンを行う玉城に飽きてしまったのか、上原は「代われオラ」と突如乱入し、玉城を退場させるかと思ったら、純代のほうをベッドから落とす。
このシーンで一瞬、純代のトップレスが映される。
純代を演じる女優は篠原尚子というらしいが、あまり他の情報が確認できなかった。
この後結局、玉城は上原にケツを掘られることになる。
そして何故か、純代と寝た責任で小指を詰めさせられるのであった。
(最終更新:2025年7月19日)
この映画を見た後(見る前)に読みたい本
特になし
卑猥シーン抜粋『タンポポ』
伊丹十三『タンポポ』(1985)で確認できる卑猥なシーンを、タイムコードの該当箇所とともに抜粋した。
未亡人が1人で切り盛りしている、味がいまいちなラーメン屋を立て直すというコメディ映画。
本筋とは直接関係のないパートが多く(「食」という広いテーマで撮っているからだと思われる)、そこで卑猥なシーンが複数確認される。
結論からいうと、刺さる人には刺さる映画である。
なお、当記事はDVD版に準拠している。
※2025年7月現在、サブスク配信サービスで配信されていない。
◎27分36秒~
白いスーツを着たヤクザ風の男が、情婦と高級ホテルの一室にて変態プレイをする場面。
給仕された高級料理を用いて様々なフェチプレイを行い、お互い興奮している様子なので、2人は共にシトフィリア(食物性愛)と考えられる。
男は若き役所広司(当時29歳)、情婦は黒田福美(当時29歳)が演じる。
バブリーな髪型とメイクで、全裸でベッドに座っている情婦。
男を誘惑するように手招きすると、早速、事が始まる。
キスの前にはあざとく恥じらいを見せている情婦。
その後すぐ、男によるアップの耳舐め・腋舐めが映される。
「何だ、少し過激な濡れ場か…」と油断するのも束の間、おもむろに乳首に塩を少々振り始める男。
視聴者が呆気に取られていると、男は続けて乳首にレモン汁(約小さじ1)を丸絞りし、マリネ風にアレンジし、乳首を貪るように舐める。
続けて情婦は四つん這いになり、ボウルに入った大量の生クリームを左胸に押し込み、体勢をキープしたまま仰向けで寝そべる男に舐め取らせる。
蜂蜜のようなどろっとした液体を口許に垂らし、ベロベロ舐め出したかと思ったら、衝撃的なカットへ移行する。
酒壺から紹興酒のようなものを適量、ボウルに注ぎ、生きた車海老を2尾入れている。
すると情婦のへその部分に海老の入ったボウルを逆さまにするようにして、クルマエビをぴちぴち暴れさせ、その様子を観察している。
肌に走る感覚を想像するだけで身の毛がよだつ思いだが、情婦はくすぐったさに乳を揺らしながら楽しそうに大笑いしている。
ちなみに黒田福美は、あの『世界・ふしぎ発見!』の初代ミステリーハンターでもある。
◎47分49秒~
本筋であるラーメン屋コンサルの話が展開され、再び箸休めで登場する、ヤクザ風の男と情婦。
同じ高級ホテルの一室で、情婦はすでに白いドレスを着ていて、髪の毛を結っている。
男はまだ満足しないのか、不意に後ろから両乳揉みを仕掛ける。
そしておもむろに卓上にあった生卵を1つ手に取り、割る男。
2つに割れた殻の間に黄身を行き来させ、余分な白身を落とす、牛丼へトッピングする前の儀式を行ったかと思うと、その黄身を口に含み、情婦と何度も口へ移し合いする。
黄身を3往復させた後、4往復目の情婦が口に含むターンで、情婦は黄身を噛み砕き、口内発射後のごとく口から滴らせ、ぐったりと脱力する。
◎49分38秒~
問題の”黄身シーン”から、連続で登場するヤクザ風の男。
だが今度は場面が変わって、晴れた海に独りでいるようだ。
洞口依子(当時20歳)演じる透明感のある海女が、竹かごを持って海から上がり、男を見つめる。
着ている白い衣服から、立派な黒乳首が透けて見える。
何を取っているのか男が尋ねると、「牡蠣よ」と言い、男に1つ手渡す。
男は買取を希望し、承諾した海女は牡蠣を開いて見せる。
この時点ですでに、女性器のメタファーとしか思えないが、ここは巨匠・伊丹、そんな安直な発想では終えない。
男は早速、生牡蠣を直接食べようとするが、尖った部分で唇を切り出血してしまう。
見かねた海女は牡蠣の身を殻から専用ナイフで切り取り、「あたいの手から食べるといいわ」と提案する。
男は一瞬驚くが、もちろん性癖に刺さっているので、海女の手のひらに載った生牡蠣をじゅるじゅると吸う。
くすぐったがる海女、牡蠣の実には先ほどの血がついて広がる。
おそらくこれも処女喪失のメタファーである。
男はぺろりと牡蠣を食べるが、海女はとろんとした表情で男を見つめる。
そして唇にまだ残っている血を、下から上にかけて、何度も丁寧に舐め取る。
白い光に輝く唾液の糸が美しい。
◎52分54秒~
虫歯の男が歯医者の治療を受ける場面。
2人の女性歯科助手(柴田美保子・南麻衣子)が、何故か少し卑猥である。
白衣はノースリーブで、腋があらわになっている。
そのうち1人は、超ミニスカートである。
(最終更新:2025年7月19日)
この映画を見た後(見る前)に読みたい本
伊丹十三『女たちよ!』(2005)
卑猥シーン抜粋『バタフライ・エフェクト』
エリック・ブレス/J・マッキー・グラバー『バタフライ・エフェクト』(2004)で確認できる卑猥なシーンを、タイムコードの該当箇所とともに抜粋した。
幼少から書き綴った日記を読み記憶を辿ることで、人生を書き換えてしまう男の特殊能力、それによる苦悩を描いたSF映画。
タイムリープものといえば、まず挙がる名作。
結論からいうと、全く抜けない映画である。
なお、当記事はDVD版に準拠している。
※2025年7月現在、サブスク配信サービスで配信されていない。
◎51分52秒~
主人公エヴァンが初めてタイムリープに成功した後、幼馴染ケイリーの女子寮部屋にて目覚める場面。
隣に寝ているケイリーは下着姿。どうやら事後らしい。
状況が飲み込めないまま部屋を出て共用の洗面所に向かい、鏡を見る。
それまで無雑作に生やしていたはずの髭が、綺麗に整えられていることに驚愕する。
すると鏡越しに、青髪のセクシーな全裸JDグウェンが声をかけてくる。
褐色で鍛えられた肢体と、丁寧に整えられたアンダーヘアを披露する。
「別にこのままここで始めても構わないわよ」と言わんばかりの態度である。
エヴァンが最初に書き換えた人生は、スクールカースト1軍の超勝ち組ルートだったので無理もない。
荒んだ生活を送って自殺したはずのケイリーも、同様に人生を書き換えられ、イケイケの女子大生として、エヴァンのガールフレンドになっていたのである。
Jacqueline Stewartという女優らしいが、情報が少ない。
(最終更新:2025年7月18日)
この映画を見た後(見る前)に読みたい本
今のところ特になし
卑猥シーン抜粋『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』
セルジオ・レオーネ『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(1984)で確認できる卑猥なシーンを、タイムコードの該当箇所とともに抜粋した。
アメリカギャングの少年~中年までの人生を描いた骨太映画。
タイトルも長ければ、尺も長い。
結論からいうと、抜こうと思えば抜ける映画である。
なお、当記事はU-NEXTの229分版に準拠している。
※2025年7月現在、サブスク配信サービスにおいてはU-NEXT、Prime Video、Disney+で視聴可能。
◎13分00秒~
チャイニーズ劇場にて、敵対ギャングのおっさんが、主人公・ヌードルスを血眼で捜索する場面。
ギャングのおっさんは、劇場の一隅でディープキスをしながら乳繰り合うカップルを発見。
無言の圧で本人確認を進めていきながら、銃口を女の左乳首に執拗に擦りつけ脅迫する。
冷えた銃に乳首もビンビンで、女も言葉を失い、顔面蒼白である。
◎40分22秒~
1920年代のニューヨーク。
友人・モーの実家である軽食屋にて、ヌードルス(少年期)が初恋のヒロイン・デボラ(同じく少女期)がバレエ練習をする様子を穴から覗く場面。
うっとりしていると、兄のモーに呼び出され練習を中断したかと思ったら、出し抜けに裸になるシーン。
エリザベス・マクガヴァン(当時21,2歳)の横乳とプリケツを拝むことができる。
ヌードルスは童貞なので、とっさに目をそらしてしまう。
◎50分46秒~
自宅アパートの共用トイレにてヌードルスがヤリマンのペギー(少女期)とやり取りする場面。
ヌードルスは荒んだ環境の自宅には帰りたがらず、用を足しながら『マーティン・イーデン』を読んで時間を潰そうとするが、廊下からペギーがトイレにやって来るのを確認すると、わざと鍵を開けて待機。
知らずペギーが開けると、ズボンも上げずに堂々と便座に座るヌードルス。
「どうかな?」とイチモツを見せつける。
怒られると思いきや、ペギーは扉を閉め、「まあまあね」と満更でもない表情を浮かべる。
童貞のヌードルスに対し得意気に、服をたくし上げ、陰部を見せつける。
ヌードルスは辛抱たまらず立ち上がり、ペギーの巨乳を揉みしだく。
だが、「タダじゃイヤ」と固く拒絶され、萎えたヌードルスはトイレを出て行ってしまう。
この少女期ペギーを演じた女優、Julie Cohenというらしいが、いかんせん情報が少ない。
お母ちゃんみたいな見た目をしているが、胸元のざっくりと開いた服を着ていて、思わず目を見張るダイナマイト・ボディー。
乳首こそ登場しないが、なかなか卑猥さを感じる良いシーンであった。
真面目な話をすると、このシーンは当時のユダヤ系移民のアメリカ人が、この年にして既に少女売春に手を染めているという、悲しい背景が描かれている。
◎57分01秒~
同アパートにて、ヌードルスの友人・コックアイが買春代となるクリームケーキを持ってペギー宅を訪ね、一発ヤろうとする場面。
彼女はあいにく入浴中で、母親が応対するが、ふいにタオルを巻いたペギーが豊満な横乳を無防備に晒す。
風呂が終わるまで玄関で待つコックアイだったが、食欲が性欲に勝り、溜まらずクリームケーキを完食してしまう。
計画は断念する。
◎1時間37分36秒~
少年期にギャングを1人殺害したヌードルスが、十数年後出所して、因縁の悪友・マックスに再会する場面。
表向きは葬儀屋だが、ギャング稼業は相変わらずやっているようで、霊柩車(リムジン)で迎えに来ていた。
後部ドアを開けると、そこには茶髪の女が…明らかに死んだふりをして横たわっている。
マックスは「まだ26歳だぜ」と言いながら、女にかけてある布を引っ剥がす。
重力に負け左右に垂れる美巨乳と、整ったぼかし入りの局部が映される。
女は突然起き上がってヌードルスの股間を掴み、サプライズそこそこに行為がおっ始まる。
マックスによる粋な出所祝いだったのである。
それにしてもヌードルス…。
少年期の可愛らしい面影は微塵もなく、風貌はすっかり激渋のロバート・デ・ニーロになってしまっているが、刑務所でいったいどんな修羅場があったのだろう。
◎1時間42分47秒~ ※番外編
マックスたちが経営する違法の地下酒場(当時は禁酒法が施行されていた)にて、ヌードルスがかつての友人たちに歓迎される場面。
すっかり巨体になった青年ペギーが熱いディープキスで彼の出所を祝福する。
売春とはいえ、童貞を奪ったこともあって、特別な感情があるのだろう。
普通に観ていたら全く卑猥なシーンではないのだが、豪快でパワフルな、より魅力的な女性に変貌を遂げていたので、あえて抜粋した。
大人ペギーを演じたのはAmy Ryderという女優だが、これまた、少女ペギーと同様に情報が少ない。
渡辺直美を彷彿とさせるセクシーな女優である。
◎2時間16分35秒~
病院にて、警察署長アイエロが念願となる男児のおむつを替えようとしたところ、女児と取り替えられていることに気付き激昂する場面。
彼には既に4人も子供があったのだが、全員娘だった。
卑猥とは程遠いシーンなのだが、新生児の局部に大きなぼかしが入っている映像が珍しく、可笑しかったので抜粋させてもらった。
ちなみに、なぜ赤ちゃん入れ替えなどという嫌がらせを受けたかというと、アイエロはストライキを制圧を指揮していて、ギャング(ヌードルス一味)にとって目の上のたんこぶだったからである。
本来は可愛い脅迫に過ぎないはずだったが、パッツィがドジって赤ちゃんを照らし合わせるためのメモ書きを失くしてしまった。
なので実際は取引不成立。
本当の息子は彼の元には戻らなかっただろう。
◎2時間34分11秒~
ヌードルスがついに、デボラに一世一代の告白をしたあと撃沈し、その後の気まずい送迎車内での場面。
デボラは恋愛ではなくハリウッドで女優になる夢を取り、ヌードルスを振った。
ふいにデボラは別れのキスをするが、そこからお互い高まって熱いディープキスに発展する。
あろうことかヌードルスは、車内でレイプを敢行してしまう。
ここで、作中で初めてエリザベス・マクガヴァンのトップレスがあらわになるが、いかんせん最悪の雰囲気なので、個人的に卑猥さはほとんど感じない。
それにしても、こんなことをしでかした翌日に、ハリウッドへ発つデボラをしっかり見送ろうと、駅に姿を見せるヌードルス…。
純愛ではなくて、もはや狂気に近い。
(最終更新:2025年7月18日)
この映画を見た後(見る前)に読みたい本
野村達朗(1995)『ユダヤ移民のニューヨーク:移民の生活と労働の世界』
岡本勝(1996)『禁酒法:酒のない社会の実験』



